SBL(Superficial Back Line)とは
Superficial=表面的な
Back=後ろの Line=線
SBLは、
足の裏から身体後面、
そして頭頂を通り、
額までを繋ぐ筋膜経線のことです。
姿勢機能
身体を直立した状態に保ち、
前のめりになることを防ぎます。
臨床でよくみられるケースでは、
SFL(Superficial Front Line)が足の方向へ短縮し、
SBLは逆に頭の方向へ短縮して、
猫背や前のめりの姿勢となっていることが多いです。
SBLで重要な部位
足底筋(腱)膜

足の裏にある表層面の膜で、
疾患としては足底筋(腱)膜炎が有名です。
足底筋(腱)膜の問題は、
ハムストリングスの緊張、腰椎前弯、
上部頚椎の抵抗性過伸展(スマホ首、猫背)
と関連します。
ハムストリングス

あまり認知されていませんが、
ハムストリングスは大腿骨に対する
脛骨のねじれに関連します。
O脚:大腿骨に対し、脛骨が外旋している。
→外側ハムストリングス(大腿二頭筋長頭・短頭)が短縮している。
X脚:大腿骨に対し、脛骨が内旋している。
→内側ハムストリングス(半腱様筋、半膜様筋)が短縮している。
また、
外側と内側のハムストリングスが癒着していることも多いです。
仙結節靭帯

骨盤の傾きに関連します。
骨盤の前傾では仙結節靭帯を引き下ろすように、
扁平な腰椎、骨盤の後傾では引き上げるように治療します。
後頭下筋

眼球運動や背部筋系間と協調している部位で、
眼部の痛みや背部のこりに影響します。
また、後頭下筋が緊張することで、
上部頚椎が過伸展した姿勢(スマホ首)になります。
後頭部が締め付けられるような頭痛にも関連します。
上述のいずれかの症状がある場合、
それぞれの筋単体でなく、
SBLに沿って治療することが望ましいです。
セルフケアでは青竹踏みで
足底筋(腱)膜をリリースするのがオススメです。
