痛みについて③「関連痛」

健康
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痛い場所を
ケアしているのに、
ちっとも良くならない。。。

それは、
原因が違う場所にある
「関連痛」
かもしれません。


関連痛とは、

痛みの本当の原因がある場所
とは
「別の離れた場所」
に感じる痛み
のことです。


内臓の関連痛

心臓胃、腸などの
内臓組織に障害があると、

遠く離れた体表に痛みを起こす
ことがあります。


これが
内臓の関連痛で、
内臓に病変があった場合、

対応する皮膚分節に痛みを感じる
ことから
診断に利用されます。

内臓の関連痛の領域

皮膚分節とは?

皮膚分節(デルマトーム)とは、
1つの脊髄神経根によって
支配されている
皮膚の範囲のことです。


分かりやすくいうと、

特定の神経が、
体のどの部分の感覚
(痛み、触覚、温度など)
を司っているかを示す

「神経の地図」

のようなもので、
しびれ痛みの原因を
突き止める際に
役立ちます。

皮膚分節の図

内臓痛との違い

特徴
内臓痛胃や腸などの内臓が締め付けられたり膨張したりすることで生じる痛み。「ズーンと重い」「ギューッと締め付けられる」といった鈍痛が特徴で、痛みの場所がはっきりと特定できず吐き気冷や汗などの自律神経症状を伴うことがよくあります。 
内臓の関連痛皮膚分節に対応した体表に痛みが生じる。

筋肉の関連痛

筋肉の関連痛では、
トリガーポイント
TP:Trigger Point)
が有名ですね。

その前に、
筋肉の痛みについて
解説します。


筋肉の痛み

筋肉の痛みは、
ハッキリとした場所がわからない
特徴があります。


腕立て伏せをした
次の日あたりに
腕に筋肉痛を感じた経験
は誰にでもあると思いますが、

この痛みは
どうでしょうか?


運動を行った
上腕二頭筋はもちろん、

上腕全体や肩のほうまで
痛みを感じた
経験があると思います。


この時、
実際に痛みのある
上腕や肩の筋肉を調べても
筋線維は
ほとんど壊れておらず


上腕二頭筋でさえ、
電子顕微鏡で観察して
やっとわかる程度の
小さな筋損傷があるだけです。


筋肉は
皮膚に比べて、
痛みを感じる痛覚受容器の密度
極端に低く


そのため、
脳における痛みの理解は

そのあたりが壊れたなぁ
という程度
の認識なのです。


トリガーポイント

前項のような
筋肉の痛み
切り離せないのが
トリガーポイントTP:Trigger Point)」
です。


トリガーポイントとは、
日本語訳すると
筋肉の痛みの引き金になる点
です。


つまり、
実際に痛みを感じている場所とは
関係ないところ
原因となる部位、
トリガーポイントがあるのです。


前項の筋肉痛の例でいえば、
「上腕二頭筋の一部の筋損傷」
引き金となり、

上腕二頭筋全体や前腕、
さらには肩まで
痛みを感じることになります。

この
「上腕二頭筋の一部の筋損傷」が、
まさに
トリガーポイントなのです。


西洋医学では理解されにくい

筋肉の痛み
トリガーポイントは、

血液検査や
MRIなどの検査では
見つけることができません


そのため、
筋肉の痛みを
理解していない治療者からみれば、

筋肉の痛みは
原因不明の痛みであり、

精神的な問題
加齢によるもの
などとして
片付けられてしまいがちです。


トリガーポイントの例:小臀筋

×が障害のある場所(TP)で、赤いエリアが関連痛の出る場所

坐骨神経痛のエリアに
似ているため、
坐骨神経痛と診断され
鍼灸院へ来院される
ことがあります。

この場合、
小臀筋への鍼施術
劇的に
痛みが和らぎます。


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