鍼灸について「概論」

鍼灸
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鍼灸施術の意義

鍼術の定義

「鍼術とは、
鍼をもって生体に一定の機械的刺激を与え、
それによって起こる
効果的な生体反応を利用し、
生活機能の変調を矯正し、
保健及び疾病の予防
または治療

広く応用する施術である。」

出典:『はりきゅう理論』医道の日本社

と定義されいています。


灸術の定義

「灸術とは、
もぐさを燃焼させ、
またはこれに代わる物質を用いて、
身体表面に温熱的刺激を与え、
それによって起こる
効果的な生体反応を利用し、
生活機能の変調を矯正し、
保健及び疾病の予防
または治療

広く応用する施術である。」

出典:『はりきゅう理論』医道の日本社

と定義されています。

つまり、

はりの機械的刺激や
きゅうの温熱的刺激を
身体に加えると、

不調や疾病に対して
良い反応が起きるので、

その反応を
利用して治療を行う
施術ということです。


鍼灸治療の特徴

経験療法であること

かつて
原始人がケガをしたり、
痛みを感じた場合、

本能的に
その部に手を当てたり、
圧したり揉んだり、
なめたりしたのではないか

と想像できます。


やがて文明が進み、
火を利用するようになると、

暖めることを通じて
局部の温熱が
痛みを軽減させることを経験し、

灸法を開発しました。


石器時代、
人々は細くて鋭い石器で
皮膚を切り、

これによって
膿を排出させたりして、
疾病の治療ができること
を経験しました。


以降、
磨製石器、
金属器と道具の発達に伴い

金属製のが治療に
応用されるようになりました。

それらは、

より効果的に
場合に応じた治療に選択
されるようになり、

時間の経過とともに
経験が集積されていきました。


古代思想の影響を受けていること

古代文明が
1つの頂点に達した時期
(中国では戦国時代から前漢まで)に、

医学もその最も新しい
体系化された思想の影響を
多分に受けました。


それは
陰陽論、五行説、気の思想などで、

これらにより対立、
相対比較、
相互関係などの考え方が
具体的に認識されはじめました。


さらに完成の途にあった
蔵象学説、
経絡学説といった

自然と人間を一貫する法則

が求められ、

鍼灸の治療法は
複雑化していきました。

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